こんにちは。三重県四日市市にある株式会社楓和工業です。
今週は総務課からブログをお届けします。
四日市市川島町にある ハサマ共同製茶組合 にて、「紅茶作り体験会」に参加してきました。
体験会があることを知るもなかなか予定が合わず。おそらく2年越し、念願の参加です!台風が来るか否かでしたが、いいお天気になりました。

10:00 開会の儀
この日の参加者は10人。簡単な自己紹介をし、体験会のスタートです。
まずは紅茶づくり。茶葉を揉む作業をしました。紅茶づくり用の茶葉は「べにふうき実生」という品種です。パンを捏ねるように揉むのですが、揉みすぎると苦くなるそうで、優しい気持ちを込めながらせっせと揉みました。

合間にウーロン茶の作り方を見せてもらい、とても甘い香りに癒されました。

茶葉を揉み続け、気づけば手は茶渋色。揉みながらも少しずつ茶葉が発酵していくそうです。発酵させるために温度と湿度のある場所で休ませます。

体験会では複数のお茶を飲むことができ、合間に気になるお茶を何度も飲みました。そして、午前のおやつ、美味しい手作りの栗ようかんを食べて、畑に出発です!

11:.00 茶摘み体験
茶畑へ行き、茶摘み体験です。煎茶作り用の茶葉は「きらり31」という品種です。とってもいい天気!青い空と緑の茶畑がとても合います。
一芯一葉、一芯二葉、と話を聞いてから摘んでいきました。かごに入れていくのですが、摘んでも摘んでも全然増えません。簡単なようで見極めが難しかったです。
工場へ戻る前に複数の茶畑を見て回りました。種類によって葉の感じも生え方も違って面白かったです。

12:00 お昼ご飯
畑から戻ると、手作りのお昼ご飯が準備されていました。どれもこれも美味しそう!季節の野菜をふんだんに使用し、身体に優しい大満足ご飯でした。
個人的に、さつまいもの茎のきんぴら、竹の子のメンマ風がお気に入りです。おかわりしました。
初めましての方ばかりでしたが、和気あいあいとした雰囲気で、あっという間にお昼ご飯の時間が過ぎていきました。
13:20 煎茶工場見学
工場を見学させていただきました。
蒸し機、葉打機、粗揉機、揉捻機、中揉み機、中揉機、精揉機、乾燥機、合組機、梱包機、とたくさん見ることができました。漢字を見るとわかるように、揉みます、たくさん揉みます。
そして工程が終わるごとに清掃が必要で、工場内に茶渋の色が付いている箇所もありました。細かい粉がたくさん舞うそうです。機械の中に入って茶渋を取る作業がとても大変そうでした。
今回、体験では手摘みをしましたが、摘む機械の種類も教えていただきました。

14:00 ホットプレートで煎茶作り
午前中にみんなで摘んだ茶葉をホットプレートで熱を加えながら、揉む作業をします。どんどん水分が抜けて、茶色くなり、細かくなっていきます。針のようにするのは技術が必要だと感じました。

15:00 おやつタイム
手作りのほうじ茶アイスをいただきました。とっても濃厚なのにさっぱりしていて、どれだけでも食べられそうでした。

15:30 紅茶テイスティングTime
午前中に個々で揉んだ紅茶が出来上がったので、全員でテイスティングです。どの紅茶が一番おいしいかを投票で決めます。みんな同じように揉んでいたけれど、色や苦み、渋み、ものによって全然違っていました。不思議です。
16:00 解散
この日作った紅茶と、みんなで摘んだ煎茶は持ち帰ることができました。できたばかりの茶葉よりも、時間が経った茶葉の方が美味しいそうで、紅茶は1カ月くらい経過してからちまちま楽しもうと思います。
当日は茶葉の販売もあり、以前飲んで美味しかった「ゆずごもり」を買うことができました。ゆったりまったりした日に、だらだら飲みたいと思います。

もともとは仕事の帰り道に見かけた「紅茶工房」の文字が気になったことがきっかけでした。検索するとインスタを見つけ、イベントを行っていることが分かり、その時参加できるイベントに参加したのがきっかけです。
初めての参加は、桜がまだ咲いていないお花見茶会でした。(例年より開花が1週間くらい遅かったので…)
美味しいお茶と美味しいお茶菓子を気候の良い空の下で楽しめて、自然がたくさんで気持ちのいいお花見でした。
その後も何度か買い物に行き、ヤギのゆきちゃんにも会い、癒され、お茶が今までより身近になったように思います。

お茶はあちこちに購入できる場所があります。
立ち寄りやすいのは、じばさん名品館(旧じばさん三重)かと思います。
市内の飲食店でも取り扱っているところがあるので、見かけたら是非!
私は体験会の他に、しめ縄が気になっています。
10時から16時過ぎまで、大満足な体験会でした。何度も「面白い」「楽しい」と口にしていました。絶対にまた参加したいです。
ハサマ共同製茶組合さん

