沖縄 北大東島出張

New

こんにちは、三重県四日市市の楓和工業、工事部の城山です。

今回のブログは出張で沖縄県に行った時のことを紹介したいと思います。


8月から、沖縄県にある北大東島へクラリファイヤの更新工事に行ってきました。社長から沖縄県の北大東島に出張で行ってくれと言われた時は正直「北大東島って何処にあるの?」と思いました。


那覇空港から飛行機(琉球エアコミューター)で50分飛んだとこにあり、島一周が車で15分、人口が560人ほどの自然豊かな小さな島でした。



海がとても綺麗で、宿は朝昼晩の食事付き、部屋も綺麗でした。宿から現場までが車で2分という、今まで行った現場の中では最短距離でした。



休みの日は海で釣りをしたり、沖縄の海のプールで泳いだりして遊んでいました。


さて、クラリファイヤ更新作業についてです。

そもそも製糖工場のクラリファイヤとは、過熱した糖汁に石灰乳を加え清浄汁と沈殿物に分離する装置のことを指します。


まずは会社(楓和工業)の工場でクラリファイヤ本体、架台、歩廊、配管を製作しました。工場内で仮組をして間違いがないか、忘れている製品はないか、の確認を行い、仮組が終わり次第木枠で梱包し、船で沖縄県の北大東島に送ります。

送った製作品は現場で組立作業を行います。



現場では架台の撤去、床板撤去作業から始まります。次に1階から足場の組立作業をします。

「新規歩廊」「クラリファイヤ架台」「クラリファイヤ本体の取り込み」「組立作業」を、200tクローラーを使用して取込み作業を行います。

撤去作業時は親綱先行で作業し(安全帯ちゃんと掛けているか等)、声の掛け合いをして作業をします。



足場組立・歩廊床板組立作業が終わり、新規クラリファイヤ取込み・組立作業を行います。



内部シール溶接、内部の高さ調整などをして、クラリファイヤ水張りテストを行います。テストに問題がなければ作業終了となり、北大東島から四日市へ帰る事が出来ます。あっという間の沖縄でした。