C-2Fアーク溶接 練習

こんにちは、本日のブログを担当します工事部の佐々木です。

楓和工業に入社して5ヶ月目なのですが、一緒に仕事する人達が自分より溶接が上手い人ばかりなので、社長に教えて頂いたり、先輩に教えて頂いたり自分で練習したので紹介します。


タイトルのC-2FというのはJISの溶接免許の科目の一つでTIG溶接と手溶接(手棒)の組み合わせ溶接です。


まず、材料は開先を30°入れた9mmの平鋼を用意します。

バンドソーで切ると早いです、工場長に教えて頂きました。

次に裏波を出すので隙間を開けて仮付けをします。

仮付けも裏波を出しておきます。

表です。

裏波を出す際に裏側に空間を作っておきたいので、適当にチャンネルを用意して歪み防止も含めて仮付けします。

TIG初層です。

電気は125Aです。


TIG溶接は右手でトーチを持ち、左手で溶加棒を供給する溶接方法なのですが、左手で棒を送るのが結構大変で練習が必要です。まだまだです。

二層目も125Aです。

棒を送る量が安定していないのでビードが乱れています。練習します。

3層目アーク初層です。

電気は130Aくらいです。

溶接棒が一本では足りないので中心で一度切ってから新品の溶接棒で再スタートさせます。この際、上手な人はどこで繋いだか分からないような溶接をします!

最終層です。

電気は130Aくらいです。

美観悪いですが裏波です、ちゃんと出ました、ちゃんと出ると嬉しいです!

この2枚は入社して一日目とかに練習したピースです、これを見ると多少はマシになったかなぁと思います。


社長をはじめ、様々な方々に教えて頂きました。

ありがとうございました♪