はじめに
1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そしてそのご家族の皆様に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
また一日も早い復旧、復興をお祈り申し上げます。
株式会社楓和工業はインターネット募金を通じ100万円寄付させていただきました。
石川県七尾市にある林ベニヤ産業株式会社七尾工場様へは何度も工事でお世話になっており、七尾市には何度も足を運んだことがあります。
楓和工業として、今すぐできるご支援を。
そしてこれからも微力ですができることをさせていただけたらと思います。
【 一竜一猪 】
改めまして
みなさま 新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご愛情にあずかり 社員一同心より御礼申し上げます。
本年も技術の向上、サービスの向上に社員一丸となって精励して参りますので、
本年もより一層のご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
「一竜一猪」 四字熟語のこの言葉の意味は、努力して学ぶ人と、怠けて学ばない人との間には大きな賢愚の差ができるということ。
「竜」は賢く、成功した者のたとえ、「猪」は豚のことで、無恥な愚な人のたとえだそうです。
努力して学び続ければ竜になり、一方怠けて学ばなければ豚になるということを意味しているそうです。
われわれも日々貧欲に学び、現状に満足することなく努力し続けてまいります。
また、どんな仕事でも全力を尽くすことを理念に、安全作業で日々精進してまいります。
楓和工業の昨年の目標は「結果よりも経過にこだわる」でした。
新設工事部門では、今まで以上に計画に重点を置き工事を遂行してまいりました。
工事開始までに入念に作業方法や作業手順の検討し、そして計画工程から詳細工程の作成、搬入計画や人員計画を作成。
工事着工後に計画の検証を週間ごとに行い評価していきました。
プラント工事も建築工事と同じで工事が終わってみれば、工事期間中がどうであれ工事完了後のプラント機器の出来に関して、見た目に大きな差はありません。
完成後の品質はもちろんですが、楓和工業では工事期間中に発注者様や工事担当者様から、どれだけ安心していただけるか、楓和工業に任せていただけるかも重要視し作業に取り組んでおります。
昨年もあくまで自己評価にはなってしまいますが、どの建設現場でも発注者様ならびに工事担当者様には安心してお任せいただいたと自負しております。
メンテナンス部門では、メンテナンス特有の『馴れ合い仕事』にならないように、常に主導権を握って作業することを重点に点検や整備の業務に努めております。
年次点検等になると、毎回決まった点検、整備作業が発生します。
また同じ設備が2基、3基ある現場もあり、同じ作業を3基分（3回）することもあります。
そういった場合、慣れていることが災いし多少の問題やトラブルも『たぶん』や『前回もこうだったから』や『この程度でも大丈夫』といった具合に工事担当者の経験や憶測で作業が行われたり、お客様の要望や仕様書通りの点検になってしまい、見落としや本質の追求をしなくなったりしてしまうことがあります。
楓和工業では、常に緊張感を持ち点検の本質を追究し主導権を握った点検や整備を行うこと。
そしてお客様のご要望や仕様書通りの点検はもちろんのことですが、長年の経験や実態を元に点検整備のご提案をさせていただく事をモットーにメンテナンス工事を行っております。
メンテナンス工事部門においても故障を未然に防ぐことや、機器や設備を少しでも長く稼働していただけるよう日々努力し出来ていると自負しております。
総務では、今年事務所の改装を行いより働きやすい環境作りを行いました。
社員間のコミュニケーションを重要視し社内ミーティングを新たに取り入れ、社員間で会社の方向性を共有することや社員が一人一人成長していけるように目標チャレンジシート作成し共有評価をしていく取り組みを新たに作りました。
また自主的に会社の足りないもの、変えていくものを考え、総務の一人一人が会社を良くしようと取り組んでくれております。
昨年も円安や物価上昇、海外情勢の変化など、引き続き難しい1年でした。
改めて無事に新年を迎えられたことを、取引先の皆様、関係者の皆様に感謝申し上げます。
今年は「結果も経過もこだわる」を楓和工業の今年の目標に掲げ。
一竜一猪、日々努力し学び続け成長できるよう頑張ってまいります。
改めて最後になりましたが、
本年も取引先の皆様、関係者の皆様、社員の皆様、そして皆様のご家族にとって実り多く、健康で幸せな一年となりますよう心より祈念申し上げます。
202４年新春
株式会社楓和工業
代表取締役 村川亮司
