こんにちは。
三重県四日市市の株式会社楓和工業 工事部の城山です。
今回は現場作業についてブログを書いていきたいと思います。
2023年11月末から2024年4月末までの約半年間の、ボイラー据付工事をしています。
12月は墨出し・取込み作業がメインでした。
ボイラーパネルは10mあるので、ボイラーを組立ててしまうと、取込み場所がなくなってしまいます。そのため、先に廻りの機器や配管をクレーンで取込みます。取付け場所まで運ぶのにチェーンブロックや台車を使います。2tある機器や約5mの配管材があるので、声かけを徹底していました。
廻りの機器や配管材を入れたら、ボイラーパネルの取込み作業です。重さが10t以上で長さが約10mあるので、ワイヤーやチェーンブロックはしっかり点検して、200tクローラで取込みます。
次に組立作業です。今まで取り込んだ機器やボイラーパネルを合わせます。溶接作業が多いため保護具を着用し、火災を起こさないように火の粉養生をしっかり行います。
ボイラー本体を取込み、配管を合わせ溶接し水圧検査になります。
ボイラー本体を取り込む際には、お酒と塩でお祓いしてから取込みました。お祓いは、監督・作業員が健康で無事に作業が終われるよう、また無事故無災害で工事完工できるよう行います。
水圧検査後、ダクトやケーシングの取付けて塗装し作業終了です。
雪の多い地域なので、まだ寒い日が続くと思いますが、”無事故無災害”また”健康第一”で乗り切りたいと思います。