ー10℃

こんにちは。工事部の渡辺です。

今週は私のブログ更新となります。


私のブログで、度々担当している工事について紹介してきましたが、今回も現在行っている工事について少し紹介します。


2023年11月末から新潟県某所にて、ごみ処理施設の建設工事を行っています。(弊社工事範囲はボイラー及び付帯工事)

当工事を受注させていただく際にまず心配したのが、冬の工事時期との事もあり天気(降雪)でした。


打ち合わせ時に元請け様に「雪は大丈夫ですか?」と質問した所、地元の方の話では「あんまり降らないよ」との事。

私のイメージで”新潟=雪国”のイメージが強かったので、同じ県内でも雪の多い所、少ない所があるんだなと、少し安心し工事着工に入りました。


ところが工事開始後約一ヵ月程の12月20日頃、ニュースで雪予報とは言っていましたが朝起きると約50cmから60cmの積雪。

まさかこんなに積もるとは思っておらず、車が駐車場から出られなくなりその日は工事を休工にしました。


次の日の事を考えいちばん最寄りのホームセンターに徒歩で除雪道具を探しに行き、4時間かけ除雪作業。買い物には徒歩1時間半ほどかかりました。

地元では考えられない一日となりました。


それ以来毎日のように雪や雨が降り、大変な所に来てしまったと思っております。(とにかく寒い!)

雪はあまり降らないと言っていたのに…。

地域の特性で風が強い日が多く、体感温度は−10℃くらいです。

それでもとにかく無災害完工を目標に、いつも以上に気を使い工事を進めています。


実習生達は経験したことの無い雪の量に歓喜しています。(季節が夏と秋のみで1年の大半は暑く湿度が高い国出身)

特定技能のD君はリユースショップでスノーボードを購入し、休日はスキー場に行くと張り切っていました。



この様な厳しい天候の現場でも、「全員で工事の進め方を考え、それぞれの役割、責任をしっかり持つ」との目標の元に社員みんな頑張ってくれています。



ボイラーの据付風景の一部です。

同じ形のボイラーでも少しずつ仕様変更があり、状況や条件にも違いがあるので都度計画を行う必要があります。


これだけ大きく重量のある物でも、設置許容値はmm単位です。



今回も無事故で完了し、客先に工事内容等、楓和工業クオリティに満足してもらえるよう完工し帰社したいと思います。